監修者のCFD教室【連載】
CFDに関連する金融ニュースを毎週紹介します。
【連載 第二回】差金決済とは
みなさんこんにちは。第二回CFD教室を始めます。
今回はCFDの和訳である差金決済取引について説明します。
差金決済の大前提は二つあります。
一つは株券のような現物の受け渡しはしない、
二つ目は買ったら売る。売ったら買う。という反対売買が原則であるという事です。
つまりCFD取引で株を買っても株式をほゆうしていることにはならず、株主にもなれません。
なぜならCFDで株を買うのは「株を買った」という契約に対してお金を払っており、その株自体にお金を払っている訳ではないのです。
例えば通常の売買であれば、3000円のCDは3000円を中古CD店に支払い、商品が手に入る。
そして聞き飽きたら3000円で買ったCDを2000円で中古CD店に売る。これがセオリーだと思います。
しかし差金決済では購入代金や買収代金、商品のやり取りは発生しません。
上記のようにCD店で3000円のCDを3000円支払って買い、後日2000円で中古CD店に売ろうとするとCDを買った人は1000円の損をしてしまいます。
その1000円だけを取引するのが差金決済です。
もっと具体的に株式の例で説明しましょう。
例えば株Aを100万円で買います。そして同じ日に120万円で売ります。そうなれば20万円の儲けです。
しかしよく考えてみるとこの状況で動いているお金は20万円のみです。
100万円は結局戻ってきており、この状況が分かっていれば最初に100万円など支払わなくともよかったという事になります。
つまり簡潔に言えば入金をせずに差額分だけやり取りするのが差金決済取引の実態です。
一方、100万円の株を買って増えればいいですが、80万円になってしまった場合どうすればよいのか。
そこで証拠金取引という仕組みを利用します。
証拠金取引とはつまりは担保です。
例えば100万円の株が120万円になるだろうと予想して差金決済取引を行います。
そこで自分は30万円だけ証拠金(担保)として相手に渡します。
そして株を売った相手は100万円の株が証拠金で収まる範囲内例えば75万円まで下がったら
CFD取引相手には関係なく株を売ってよいという契約を結びます。
そうなれば100万円の株を売った側としても損はありません。
値が100万円以上になった時だけ当初の100万円の取引を行えばよいという事になります。
以上が差金決済取引の概要です。
次回は証拠金取引についてもっと詳しくご説明致します。




